新しい職員さんが入ってきたとき、「何を・どこまで教えたか」が分からなくなって、ヒヤッとした経験はありませんか。
「あの業務はもう教えたと思っていたのに、実はまだだった」。「指導する人が日によって違うので、誰がどこまで伝えたのか引き継がれていない」。現場で新人さんを育てていると、こうした“伝え漏れ”や“ダブり”が、どうしても起こりがちです。それを整理するために作ったのが、無料ツール「新人さん 業務伝達ボード」です。
こんな場面、ありませんか
- 「入浴の介助、もう教えたっけ?」と、指導者どうしで確認しあう場面が何度もある
- 教える人が交代制で、前の人がどこまで伝えたかが分からない
- 新人さんは「一度説明された」だけなのに、こちらは「できる」と思い込んでいた
- 面談で「次はこれを目標にしよう」と決めても、紙のメモがどこかへ行ってしまう
「どこまで教えたか」を5段階で見える化
このツールでは、入浴・送迎・食事・記録…といった現場の業務を一覧にして、新人さんごとに習得の段階を記録します。各業務のボタンをタップするたびに、段階がひとつずつ進みます。
- 未着手(まだ教えていない)
- 説明した(口頭・見本で説明した)
- 一緒にやった(付き添って実施した)
- 見守り(見守りがあればできる)
- 自立(一人で安全にできる)
「教えた/教えていない」の○×ではなく、“説明はしたけれど、まだ一人では不安”という途中段階まで残せるのがポイントです。区分ごと・全体の達成度がバーで表示されるので、「あと何を伝えればいいか」がひと目で分かります。
本人と共有する情報と、指導者だけのメモを分けられます
新人指導には、本人と一緒に確認したいことと、評価する側だけで持っておきたいことの両方があります。このツールは、そこをはっきり分けられるように作りました。
- 🤝 本人と共有できるもの…各業務の習得段階、伝えたことのメモ、面談で決めた目標やコメント。一緒に画面を見ながら振り返れます。
- 🔒 評価者だけのメモ…適性や気になっている点、面談前の覚え書きなど。本人には見せたくないことを書いておく欄です。
画面上のタブで「本人共有ビュー」に切り替えると、評価者だけのメモは自動的に隠れます。印刷したり、本人用にデータを書き出したりするときも、このメモは出ません。本人に見せる画面と、自分だけの覚え書きを、安心して1つのツールで管理できます。
面談の記録も、日付つきで残せます
「次までにここを頑張ろう」と決めた目標や、振り返りのコメントを、面談ごとに日付つきで残せます。あとから見返すと、その新人さんが歩んできた成長の記録になります。
安心して使えるポイント
- インストール不要・無料。スマホやタブレットのブラウザで開くだけ。
- 入力した内容はその端末の中だけに保存され、インターネットには送られません。
- 標準でデイサービス向けの業務項目が入っていますが、自分の事業所に合わせて自由に追加・編集できます。
- 機種変更や引き継ぎのときは、データの書き出し・読み込みでまるごと移せます。
標準で入っている項目(入浴・排泄・送迎など)は、あくまでたたき台です。事業所ごとにやり方は違うので、実際の流れに合わせて言葉を直しながら使っていただくのがおすすめです。
使ってみるには
- スマホ・タブレットで https://www.day-mame.com/t/shinjin-board を開く
- よく使うなら「ホーム画面に追加」しておくと、アプリのように起動できます
- はじめての方は、図解つきの使い方ガイドをご覧ください
おわりに
新しく入った方が安心して仕事を覚えていけることは、めぐりめぐって、ご利用者に落ち着いて関われる時間につながっていきます。「教えたつもり」を減らして、一人ひとりの成長を一緒に見守る——そんな場面で、このツールが少しでもお役に立てたらうれしいです。
使ってみたご感想や「こんな項目もほしい」というご要望は、ツール内の💬ボタンからいつでもお寄せください。


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