こんにちは、レイレイです。デイサービスの生活相談員になって11年目、今も現役で続けています。
相談員のしんどさって、本当に独特ですよね。「板挟み」「マルチタスク」「感情労働」——どれも他職種ではあまりない種類の重さです。今日は11年やってきて見えてきた「相談員ストレスあるある10選」と、私の現場で実際に効いた対処法をまとめます。
同じ立場で頑張っている方が、読み終えたあとに「自分だけじゃないんだな」とほっと一息つける記事になっていれば嬉しいです。
① ご家族・ケアマネ・職員の三方向板挟み
ご家族からは「もっと丁寧に対応してほしい」、ケアマネさんからは「もっと情報を共有してほしい」、現場職員からは「人手が足りない」。3方向から異なるご要望が同時に来るのが、相談員の日常です。
対処法:「全員に100点」は無理だと腹をくくる。今日対応する優先順位を決めて、後回しになる件は「いつ対応するか」を相手にきちんとお伝えする。約束をすると、待つ側もずっと楽になります。
② マルチタスクで集中が続かない
書類作成中に電話が鳴り、来客対応、急なご家族からの連絡、職員からの相談……。「集中して30分書類を進める」が許されないのが、相談員業務の特徴です。
対処法:「書類だけに集中する時間」を、朝の早い時間や昼休憩明けの30分など、構造的に確保すること。電話番を職員さんに依頼するルールをつくると、罪悪感なく集中できます。
③ 感情労働の積み重ね
クレームのお電話で謝罪、ご家族の不安に共感、職員の愚痴を聞く、ご利用者の体調変化に気を配る——「相手の感情を受け止める」が業務の中心です。これがじわじわ効いてきます。
対処法:勤務時間内に「自分のための10分」を意図的に取ること。トイレでスマホを開く、外の空気を吸う、それだけでもまったく違います。「ちゃんと休む」は、相談員の仕事の一部です。
④ 急な訃報や容態急変への対応
長く関わったご利用者の訃報。来所時の急変。感情を整理する間もなく次の業務へ移らねばならない場面が、相談員には何度も来ます。
対処法:その日の終業後、5分でいいから手帳に「今日のこと」を一言書く。気持ちを言葉にして外に出すだけで、抱え込みがずっと減ります。私は「ありがとう」と書くだけのページを作っていて、それが心の支えになっています。
⑤ 月末の請求業務と通常業務の同時進行
月末は請求作業+通常業務+翌月の予定調整が同時に降ってくる時期。「請求が終わるまでは……」と思っていると、通常業務がまったく進みません。
対処法:月初・月中・月末で「いつ何をするか」をルーティン化しておく。月単位のお作法を1枚にまとめておくと、新人さんへの引き継ぎも楽になります。
⑥ 新規利用者獲得のプレッシャー
稼働率が下がると経営から「新規どうなってる?」とプレッシャー。営業成績のように相談員が責任を背負わされる構造、本当にしんどいですよね。
対処法:稼働率の責任を相談員ひとりが背負う構造そのものが歪んでいます。事業所として「いまのご利用者の満足度を上げて口コミを育てる」「ケアマネ連携を組織で強化する」へ移行する提案を、データと一緒に経営層に出してみる。具体策は デイサービスの稼働率アップに効く5つの方法 にまとめました。
⑦ 残業しないと終わらない書類量
個別機能訓練計画書、体験ご利用報告書、ケアマネさんへの照会文書、行事計画書……。書類業務だけで1日が終わるような週も、正直あります。
対処法:AI(Claude・ChatGPT・Gemini)を本気で使うこと。私自身、これで残業が週5時間→週1時間まで減りました。料金表のような複雑な書類でも、フォーマットを保ったまま中身だけ更新してくれる時代です。詳しくは ClaudeでExcel・パワポ・Wordが爆速編集できる時代 をどうぞ。
⑧ 職員間の人間関係調整
相談員は 「中間管理職的なポジション」になりがちです。介護職員・ドライバー・調理員・ケアマネ・看護職と、立場の違う方たちの間で調整役を担います。
対処法:「自分が解決すべき問題」と「上司が判断すべき問題」を分ける。判断の重い案件はすぐ管理者に上げる。一人で抱え込まない。これは経験を積むほど大事になってきます。
⑨ 給与と業務量が見合わない感覚
マルチタスクで責任の重い相談員業務。「これでお給料これだけ?」と感じる夜は、誰にでもあります。
対処法:給与の不満は「労働時間と業務量を可視化」しないと解決しません。タイムログを2週間取って、上司面談で「事実」として出す。私はこれで業務分担の見直しが進みました。
⑩ 「辞めたい」がふと頭をよぎる
11年やってきた私も、何度も「辞めたい」と思いました。このしんどさを「自分が弱いから」と片付けないでほしいです。相談員の構造的な重さは、本当にあります。
対処法:転職サイトに登録するだけでもOKです。「いつでも辞められる」という選択肢を持つだけで、心がふっと軽くなります。私自身が「辞めたい」を抱えた夜に試したことを 「辞めたい」が消えた日——相談員10年目の私が、転職サイトに登録して踏みとどまった話 に書きました。同じ夜を過ごしている方に、ぜひ読んでほしい記事です。
最後に——相談員のしんどさは「個人の弱さ」ではない
相談員のしんどさは、業務構造そのものから来ています。一人で頑張りすぎず、AIや仕組みに頼って、自分の時間を取り戻してくださいね。
私もまだ現場にいます。一緒に頑張りましょう🍀
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👤 この記事を書いた人
レイレイ|介護現場16年目・生活相談員11年目
介護福祉士/兵庫県内のデイサービスで現役勤務
赤字経営のデイサービスを黒字化した経験から、稼働率改善・AI活用・記録業務の時短など、現場で本当に使える工夫を発信中。「教科書には載っていない現場のリアル」をお届けします。



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